ブランド未来論者のリンドストローム氏、インドでワークショップ
2013.10.30
編集部
2009年タイム誌の「世界に最も影響力のある100人」のうちの1人に選ばれた、マーケティング専門家のマーティン・リンドストローム氏が12月4日、インドでワークショップ「Buy-ology Symposium」を開催する。「Buy-ology」は氏の著作にちなんだ名称。
リンドストローム氏は、ネット社会における気難しくて気まぐれな消費者に対する、ブランディングの重要性を説き、脳の潜在意識へ働きかける「subliminal advertising」(意識下への広告)が、いかにマーケティング戦略に影響を与えるかを述べている。
今回、6時間におよぶというワークショップでは、
・ 乳児は18カ月でブランドを認識し、母親のおかなの中の胎児はCMの音声を聞き取りそれを思い出すこともできるという研究結果を利用ることで、マーケットはいかにして、より若年層をターゲットにしつつある。
・ いかにして、人気のつや出しリップグロスのようなブランドが化学物質に依存した製品を作りだすのか
などの話を直接聞くことができる。
このワークショップは、ロンドン市場上場企業UBM plcの子会社・UBM Indiaが主催する。同社はインド国内で最大の展示会の企画運営企業。