日本ロレアル株式会社（東京都新宿区／代表取締役社長：ジェローム・ブリュア）は、仏・ロレアルグループ（本社：パリ）が、現地時間10月18日、FORTUNE（フォーチュン）誌の「Change the World（世界を変える企業）」リストにランクインしたことを発表した。

フォーチュン誌

このリストは、主要戦略の一環としての活動を通じて、社会にポジティブな影響を与えている企業を表彰するもので、フォーチュン誌はロレアルグループ（48位）を、サステナビリティプログラム「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」を通じて世界を変えている企業と認定した。

たとえば、2005年以降、同グループの生産量が29％増加したにもかかわらず、CO2排出量の60％削減を実現した。これは、2020年までに81％を削減するという当初の目標を上回るものであった。

また、ロレアルグループは、2030年までに、自社製品のパッケージに使用されるプラスチックの100％を、リサイクルまたはバイオベースにすることをコミットしている。

さらに2025年までに、ロレアル製品のパッケージに使用されるプラスチックを、詰め替え可能、再利用可能、リサイクル可能、または堆肥化可能に100％切り替えるという。

今回の認定についてロレアルグループのCEOであるニコラ・イエロニムス氏は次のようにコメントしている。

「フォーチュン誌に、ロレアルの企業としてのパーパスの核心に迫る評価をしていただき、大変うれしく思います。ロレアルは、気候変動と戦い、生物多様性を尊重し、天然資源を保護することで、地球の美しさを守ることをコミットしています。美の世界的リーダーとして、私たちは自らの変革だけでなく、業界を持続的に変革していくことが重要だと考えており、そのためにリーダーシップを発揮することを目指しています」。

なお、ロレアルグループの「Change the World（世界を変える企業）」リストへのランクインは、今回で2回目となる。