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P&G、ASワトソンが中華圏市場向け新しい日本のスキンケアブランドaioを共同開発

米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)と大手小売ASワトソン(香港)は、1日、中華圏市場向けに新しくスキンケアブランドaioを共同開発したと発表した。新ブランドはジャパンスキンケアブランド(日本発祥ブランド)としてワトソンの実店舗とオンラインストアで展開していく。第一弾として SUPER ESSENCE(スーパーエッセンス)を商品化して市場投入する予定。

SUPER ESSENCEは、オキシニアシン™フォーミュラが特徴で肌の活力を高めるトロペオラムマジュ、肌のバリアを強化するB3ナイアシンアミド、油と水のバランスを改善し肌を健康に保つ栄養効果のあるビタミンEを配合している。シンプルでありながらパワフルなエッセンスが、バランスの取れた弾力のある肌へと導く。京都をイメージして抹茶色のゼリーのような質感を採用し、ほのかな森林の香りを放つ。ネオミントの容器は完全にリサイクル可能なパッケージで設計されている。

P&Gスキン&パーソナルケアのグローバルプレジデントであるMarkus Strobel氏は、aioの共同開発について次のように述べている。「顧客のニーズに合わせてaioを共同設計しました。これが小売業とスキンケアの未来です。aioは、Z世代とミレニアル世代を引き付け、オンラインチャネルからの売上の割合を増やすことを目的としています。このブランドを香港と台湾の市場に提供できることを、非常に嬉しく思います。」

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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