赤色光および青色光のどちらもニキビの炎症に効果

最新商品

2022.01.17

国際部

尋常性ざ瘡(ニキビ)に対する赤、青2種類の光療法の効果を直接比較した結果が1月3日、「Photodermatology, photoimmunology & photomedicine」オンラインに掲載された

赤色光療法および青色光療法は、軽度から中等度の尋常性ざ瘡に対して安全で効果的な治療法である。今回の研究ではこれらの方法の有効性と副作用を比較し、さまざまな種類の病変におけるこれら2つの治療法を評価した。研究では、軽度から中等度の尋常性ざ瘡を有する合計28人が赤色光療法または青色光療法に無作為化された。被験者は最後の治療から2週間後まで定期的にフォローアップされた。異なるタイプのニキビ病変の改善率および副作用の発生率を2つのグループ間で比較した。

追跡調査で、総ニキビ病変の平均改善率は、赤色光療法グループで36.2%、青色光療法グループで30.7%だった。炎症性病変と非炎症性病変の平均改善率は、赤色光療法グループで51.5%と17.3%であったのに対し、青色光療法グループでは26.4%と10.0%だった。青色光療法グループでは治療に関連した副作用が観察された。

#

↑