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フェンテルミン-トピラマートの減量効果高い

過体重と肥満に対する薬物療法の利害を無作為化試験の系統的レビューとネットワークメタアナリシスで検討した結果が「THE LANCET VOLUME 399」に掲載された。

2021年3月23日までの論文データベースPubMed、Embase、およびCochrane Library(CENTRAL)を検索して1万4605件の文献を特定、そのうち143件の無作為化試験(参加者計49810人)を解析対象とした。

その結果、レボカルニチン以外の薬剤では、ライフスタイルの変更のみと比較して減量に成功していた。ライフスタイルの変更との比較で、高~中程度の確実性のエビデンスにより、フェンテルミン-トピラマートが減量に最も効果的だった。次に、GLP-1受容体アゴニストの減量効果が高かった。ナルトレキソン-ブプロピオン、フェンテルミン-トピラマート、GLP-1受容体アゴニスト、およびオルリスタットは、薬物の中止となる有害事象の増加と関連していた。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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