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スイス香料フィルメニッヒ、中国の化粧品小売HARMAYとフレグランス開発で提携

スイス香料メーカーのフィルメニッヒは、18日、中国の新興化粧品チェーンHARMAY (话梅)と戦略的パートナーシップを結んだと発表した。両社は、それぞれの能力を活用して新しいフレグランスブランド、コンセプト、エクスペリエンス、モデルの開発をサポートし中国のファインフレグランスカテゴリーの開発を強化する。

2008年に設立されたHARMAYは、Z世代の強力な顧客基盤を持つ新しい小売ブランドとして注目されている。同ブランドは、オンラインストアとオフラインストアを通じてプレミアムビューティー、スキンケア、フレグランス、ライフスタイル製品を販売している。顧客満足度を重視する戦略で、オフラインストアは革新的なデザインを特徴としており、独自の消費者体験を提供することで高い支持を得ている。

フィルメニッヒは、2019年、中国にファインフレグランスアトリエを設立して中国事業の拡大した後、2021年9月には広州に新しいスタジオを開設して地域のニーズに沿って幅広いクライアントに多様な香料を提供している。今回、HARMAYとビジネスパートナーシップを結んだことで、Z世代のフレグランス開発の活発化が期待される。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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