肌の若返りのための新しい携帯型プラズマエネルギー装置による効果を評価した結果が2月20日、「Journal of cosmetic dermatology」オンラインに掲載された。

米国食品医薬品局（FDA）に認可を受けた、肌の若返りのための最初の携帯型プラズマエネルギーデバイスであるPlasmaIQ™（Suneva Medical社製）を用いて、2人の被験者を対象に皮膚組織への影響を評価した。2人の被験者の耳介前部および上眼瞼皮膚の微小熱創傷を複数の治療パラメーターを使用して作成し、創傷の深さ、幅、および熱拡散に対する出力、パルス持続時間、および針電極タイプの影響を評価し、組織学を使用して分析して治療効果を特徴付けた。

その結果、デバイスの出力は、上まぶたの皮膚の微小熱創傷の深さと幅に統計的に有意な影響を及ぼしたが、熱拡散には影響しなかった。パルス幅または電極タイプによる、創傷の幅、深さ、または熱拡散に意味のある違いは観察されなかった。PlasmaIQ™デバイスによる治療は、他のプラズマエネルギー皮膚若返りデバイスと同様の効果であることが示された。