世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

化粧品販売員における仕事中のナプキン交換を調査

化粧品販売員の労働環境調査での生理用品管理を調査した結果が3月4日、「New solutions : a journal of environmental and occupational health policy」オンラインに掲載された。

職場での生理用品管理(MHM)は、女性労働者の健康にとって重要であるにもかかわらず、労働衛生研究では無視さる傾向にあった。今回の研究は、韓国の化粧品販売員740人を対象に、ひとりで働いている時間と月経の健康状態の悪さの関係を調査した。生理用品管理は「過去6か月、職場で生理用ナプキンを交換する必要がある時に交換できなかったことがありますか?」の質問で測定した。生理用ナプキンが変更されていないことによる皮膚障害の発生率も測定した。

その結果、ひとりで働く時間が1日1時間未満と比べ、 1日に3時間以上ひとりで働く時間があった化粧品販売員で、生理用ナプキンを交換できない率が高く(発生率比 1.84)、皮膚障害の発生率が高いことがわかった(発生率比2.06)。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

  1. 男性・家族歴・重症度でニキビ瘢痕有病率に差異

  2. ニキビへの新技術Photopneumatic Technology

  3. 時間制限食とカロリー制限食の減量効果に差なし

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP