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ブラジルの2021年eコマースで3人に2人が海外のショッピングサイトから購入

ブラジルでeコマースが堅調に成長する中、海外のショッピングサイトの利用者が急増しているようだ。NielsenIQ/EbitとBexs Payが12日、リリースした調査によると、ブラジルのeショッパーの3人に2人が2021年に海外ウェブサイトから購入していた。ブラジルのオンライン消費者の68%(8770万人)が輸入製品を購入したことになる。これは調査対象者の71%は、今後も輸入品の購入を続ける予定で、ドルが高騰する中、消費者にとって割安な価格は最大の魅力のようだ。

2021年の国境を越えた購入金額は362億レアルに上ると推定されており、2020年比で60%増加した。eコマース全体では32%増となった。 昨年最も人気が高かったカテゴリーはファッション(38%)、エレクトロニクス(36%)、室内装飾(24%)だった。

急成長の理由として、海外のeコマースサイトが現地の決済方法をよりうまく取り入れることに成功したためと分析されている。より迅速な配送が可能になったこともブラジル人が海外サイトを利用する要因の一つに挙げられている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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