米ジョンソン・エンド・ジョンソン、世界で販売されるベビーパウダーの原料をコーンスターチに変更

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2022.08.15

国際部

米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は、11日、ベビーパウダーの原料をすべてコーンスターチに変更すると発表した。タルク(滑石)ベースのJOHNSON’S® ベビー パウダーは2023年から世界で販売を停止する。

同社は、今回の決定について、製品提供を簡素化し、持続可能なイノベーションを提供し、消費者、顧客、進化する世界的傾向のニーズを満たすためと説明している。コーンスターチをベースにした ベビーパウダーは、すでに世界各国で販売されている。今後は、コンシューマー ヘルスのグローバル ブランドであるJOHNSON’S® 製品の主力アイテムとなるよう全力を尽くす。

タルク(滑石)ベースのベビーパウダー製品は長期の使用でがんを発生させたとして北米を中心に多くの訴訟が起きており、2020年5月に同社は北米市場でのタルクベースのベビーパウダーの製造を終了しコーンスターチベースに移行していた。

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