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過体重の患者、かかりつけ医の積極的な肥満介入を希望

かかりつけ医を受診した過体重の患者の経験に関するノルウェーでの調査結果が2月21日、「Tidsskrift for den Norske laegeforening : tidsskrift for praktisk medicin, ny raekke」オンラインに掲載された。

ノルウェーでも過体重や肥満の人は増加しており、かかりつけ医は太りすぎの患者の体重増加と健康リスクを防ぐ上で重要な役割を果たすことが期待される。今回の定性調査では、かかりつけ医を受診した過体重患者の患者の経験について、より深い洞察とより深い理解を得ることを目的とした。

20~48 歳の年齢グループの過体重の患者への8つの個別のインタビューを対象にsystematic text condensationで分析した結果、かかりつけ医は患者の体重についての問題を提起しなかったという報告が散見された。患者は、かかりつけ医が率先して自分の体重について話し合うことを望んでおり、かかりつけ医を過体重の問題に関連する重要なエージェントと見なしていた。かかりつけ医師は、健康上のリスクと不適切なライフスタイルの選択を患者に認識させるためのいわば「モーニングコール」として機能する可能性があり、ライフスタイルなどの変更プロセスにおける重要なサポーターであると強調された。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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