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米アルタ・ビューティー2022年度売上が初めて100億ドル超える

米化粧品小売チェーンUlta Beaury(アルタ・ビューティー)は、9日、2022年度(2023年1月28日終了)の売上高は、2021年度の86億ドルから 18.3% 増加して102億ドルと、初めて100億ドルを超えたと発表した。純利益は、2021年度の9億8,580万ドルから26.0% 増加して12 億ドルになり、大幅な増収増益を達成した。

ビューティー カテゴリーの継続的な回復力、小売価格の上昇、新しいブランドと製品イノベーションの影響、社交行事の増加よる好影響が奏功した。メイクアップ、ヘアケア、スキンケア、フレグランスの売上高は全て2桁の伸びを記録した。

2022年度は、新規出店47店舗、移転12店舗、改装20店舗を実施し、現在、総店舗数1,355を運営している。2023年度の見通しとして、前年比4〜5%の成長率を期待しており、年間売上高は109.5億ドルから110.5億ドルを予測している。新店舗の立ち上げも積極的に実施する予定で、本年度は25〜30店舗の新規出店を計画している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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