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オーストリアCroma-Pharma 、 2022年に27%の収益成長

オーストリアの低侵襲美容医療会社Croma-Pharma(クロマ)は、9日、2022 年の好調な財務結果を発表した。2022年は、前年比27%という力強い収益成長を達成した。総収益は、2021年の9,580万ユーロから2022年には1億2,120万ユーロに増加。同社のEBITDAは2022年に1,840万ユーロに達し、前会計年度と比べて大幅に増加した。欧州11カ国の中核市場におけるボツリヌス毒素である新製品Letybo®の発売と、国際事業の好調な業績が奏功した。 2021 年は依然として新型コロナウイルスのパンデミックの影響を顕著に受けたが、2022 年には厳格なコスト管理策とスケールメリットの増大が効果を発揮し始め、フリー キャッシュフローがプラスに転じた。

2022年にヨーロッパの中核市場でLetybo®を発売したことに続き、今年、規制当局の承認を取得した後、さらにヨーロッパの12市場でLetybo®を導入することを目指しており、グローバル市場での製品ポートフォリオの地理的拡大を2024年から計画している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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