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オキシブレージョン+コスメティック・アシッドがニキビに効果

ニキビへのオキシブレージョンとコスメティック・アシッドの効果を検討した試験結果が5月19日、「Clinical, Cosmetic and Investigational Dermatology」オンラインに掲載された。

尋常性ざ瘡(ニキビ)と診断された女性44人の皮膚サンプルを対象とした単盲検プラセボ試験を実施。グループ A (22人) には5回のオキシブレージョンを受け、グループ B (22人) には5回のオキシブレージョンに加え、フィチン酸、ピルビン酸、乳酸および乳酸フェルラ酸の混合物を使用した。各治療は14日ごとに行われた。試験前の時点で、ニキビ重症度にグループ間差は見られなかった。

その結果、ニキビ重症度は治療後に有意差を認め、オキシブレージョン+コスメティック・アシッド併用群で優れた効果が見られた。ただし、両治療ともニキビ改善度は優れており、有効性は同等だった。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

  1. 男性・家族歴・重症度でニキビ瘢痕有病率に差異

  2. ニキビへの新技術Photopneumatic Technology

  3. 時間制限食とカロリー制限食の減量効果に差なし

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