新コンセプト「アミノコラーゲン プロフェック」でブランド力強化
2013.12.5
編集部
株式会社 明治(東京都江東区新砂、川村和夫社長)の「アミノコラーゲン」は2002年の発売から今年で12年目、人気のブランドになっている。今年は新しいコンセプトの新商品「アミノコラーゲン プロフェック」をラインナップに加え、ブランド力を強化している。
アミノコラーゲン(アミコラ)はパウダー状のコラーゲンで、魚由来のコラーゲンを低分子化した「低分子化フィッシュコラーゲン」を使用している。 コーヒーやヨーグルトなど好きな飲み物や食べ物に混ぜて日常的に摂取できる基礎美容食品である。発売当初は、肌に塗る化粧品としてのコラーゲンが多かったことから、「飲むコラーゲン」として体の中からキレイになるインナービューティの商品として認知してもらうために、明治は、情報の啓蒙とサンプリングを発売以来継続、「飲むコラーゲン市場」を形成してきた。
現在の商品ラインアップは、スタンダードタイプ2,980円/希望小売価格、税別(28日分/1日の目安コラーゲン7gを摂った場合)。さらにヒアルロン酸、コエンザイムQ10やセラミドなどの成分を配合したワンランク上の商品「アミノコラーゲン プレミアム」4,500円(同上)。今年3月発売の 「アミノコラーゲン プロフェック」3,500円(同上)の3品(画像)。
「アミノコラーゲン プロフェック」は、「美容」に加え「おなかの健康」というベネフィットをプラスした新しいコンセプトの商品で、善玉菌の代表である ビフィズス菌を増やす食品素材「プロフェック」を配合している。この素材は牛乳に含まれる乳清(ホエイ)を発酵させたもので、明治が独自に開発した。
女性の2人に1人は便秘がちと言われるが、肌のトラブルの発生も相関関係にある。プロフェックはおなかの健康に最適で、試飲した女性199名の76%が「効果を実感している」と答えた。
同社は啓蒙の一環として6月に開催された「第113回日本皮膚科学会」にブースを出展し、「皮膚科領域におけるコラーゲンペプチドとビフィズス菌の増殖促進物質の研究」を中心としたコラーゲンのエビデンスを、皮膚科医をはじめとする医療従事者に紹介した。コラーゲンにしっかりした臨床データがあることを知らなかったり懐疑的だった医師たちも、データを示しながら紹介することで理解、納得を得たようで、有識者への効果的な啓蒙につながった。