スポーツと出生率の微妙な関係
2013.12.26
編集部
英国の医学誌「BMJ」のクリスマス号に、「バルセロナのベビーブーム:スポーツの成功が出生率に影響?」というタイトルの論文が掲載された。
2009年5月、FCバルセロナがUEFAチャンピオンリーグ決勝進出を決めた後の9カ月間の出生率は45%増という。研究者らは、サッカーの勝利による陶酔感などの大きな感情の波は、 計画外出産などの人口統計学的な影響を持つ可能性を指摘した。
最初の出版は1840年という歴史と権威ある世界的医学専門誌「BMJ」だが、毎年クリスマス号だけは、ジョーク満載な論文を掲載することで有名で、この論文も「クリスマス論文」の一つ。2020年の東京オリンピックの後には、ベビーブームが来るかどうか?