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第一三共、米ベンチャー2社とパートナ―シップ契約交わす

第一三共は、米国の創薬ベンチャー2社と新規の創薬標的探索に関する研究開発で合意し、パートナーシップ契約(1月9日)を締結した。同社が開発のターゲットとする特定の疾患領域で2社が創薬候補を探索し、3社が共同で新しい医薬品開発を目指す。

同社が今度、パートナ―シップを交わしたのは、がん、自己免疫疾患、心血管疾患、代謝疾患などの診断および治療法の開発を行なうバーティシ社 (ワシントン州、設立2011年)と創薬標的の実用化支援を行なうセルデラ・メディカル社(ニューハンプシャー州、設立2008年)の2社。

同社が2社と創薬シーズのグローバルな臨床開発について独占的な権利を保有する契約を交わしたのは現在、両社が米国内で医療機関や大学との緊密なネットワークを生かして革新的な治療薬パイプラインを構築していることから「新規の創薬標的探索と革新的医薬品の創出に繋がる」と判断したことによる。

特に、同社は、第3期中期経営計画(2013年度から2017年度までの5年間)で新薬の有効性、安全性について予測した特徴を臨床試験で確認する後期臨床開発で4プロジェクト、新規第1相臨床試験で9プロジェクトを計画し、それぞれの数値目標を掲げるなど引き続き創薬標的探索と競争力のある開発パイプラインの確立が至上命題になっている。

このため、多様なイノベーションのソースを社外との連携に求めるオープン・イノベーションを強化しており2013年度から日本に加えてドイツ、オーストリア、スイスでも社外からの創薬機会の探索に乗り出している。今回のパートナ―シップ契約もオープン・イノベーションの一環として実施した。

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