シロノクリニック、サーモンプセランタの細胞再生治療開始
2014.02.5
編集部
主にアンチエイジング美容皮膚科事業を展開し、2010年に日本初のたるみ専門外来を開設した医療法人社団シーズ・メディカルグルー プ シロノクリニック(東京都渋谷区)は2月1日より新型海洋性プラセンタ「サーモンプラセンタ」を導入し、シミ、シワ、薄毛改善に効果的な細胞再生治療を開始した。
サーモンプラセンタの主成分PDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)はDNAの構成成分で、1995年に初めてサーモンの精巣から抽出された。PDRNはもともと、創傷治療(火傷や傷跡)、関節注射(ヒアルロン酸の代用)に使用されており、EU、KFDAでは既に承認された医薬品で通称「サーモン注射」として注目を集めてきたが、同クリニックによると、日本でサーモンプラセンタを導入しているクリニックはまだ少ない。
同クリニックによると、PDRNは線維芽細胞自体を増殖促進させて再活性化させていく治療のため、長期間の持続を発揮し、この細胞再生の働きにより美白、肌の弾力回復、薄毛の改善に効果的とのこと。PDRNにヒアルロン酸を加えることで高い保湿効果も兼ね備えることができ、また、アルブチンを加えることでメラニンの生成を促すチロシナーゼの働きを阻害することもできるため、シミ、シワにも効果を発揮するという。
サーモンプラセンタは、(1) 動物性のプラセンタと比べてコラーゲン含有量が多い (2)分子が小さいため吸収が早い (3)サケは寿命が3~4年と短いため新鮮 (4)広大な海域を泳ぎ回って暮らしているため汚染物質が溜まりにくいことから安全性が高い━などの特徴を持つ。さらに、レーザートリートメントに加えることで、線維芽細胞の増殖及び活性及び抗炎症に作用するため、レーザー効果の引き出しを後押しするそう。
同クリニックでは、美白には、フォトシルクプラス・各種レーザーを照射後に直接塗布、シワにはフラクセルレーザーを照射後に直接塗布などの治療を行っている。費用は顔全体1回あたり20,000円/税抜から。
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シーズ・メディカルグループ シロノクリニック