韓国・LG生活健康が7月に銀座ステファニーとR&Yを合併
2014.06.6
編集部
韓国の生活用品大手LG生活健康(1947年設立)は、7月1日付けで化粧品通販の銀座ステファニー化粧品(東京都港区、社長チャ・ソギョン氏)と健康食品通販を手掛けるR&Y(東京都港区、社長チャ・ソギョン氏)を合併することになった。銀座ステファニーがR&Yを吸収する形態を採る。これによりR&Yは、法人として姿を消す。
LG生活健康は、2012年1月に銀座ステファニー化粧品を買収したのに続き2014年2月にR&Yを買収(子会社)して2社を傘下に納めた。
今度、LG生活健康が銀座ステファニーとR&Yを吸収合併することになったのは、日本市場で化粧品事業と健康食品事業の相乗効果を高め、経営の効率化を図るのが狙い。
LG生活健康は、2012年12月に健康補助食品のエバーライフ(福岡市)を258億円で買収しているが、銀座ステファニー化粧品とエバーライフの合併に発展するか、今後の動向が注目される。
LG生活健康は、現在、米国の高級化粧品メーカー「エリザベスア―デン」の買収にも食指を動かすなど世界規模で買収攻勢をかけている。