株式会社ファンケルヘルスサイエンス（横浜市中区）は6月11日、全国の30～50代の大人の女性300人を対象に実施したダイエットに関するアンケート調査の結果を公表した。結果では、大人の女性の54％が「20代の体型に戻りたい」と願っている。

ファンケルヘルスサイエンス調べによると、30代・40代・50代いずれもダイエット経験者は100％。体型別でみても、痩せている/やや痩せている人の約18%、標準的な人の約30%近くが現在もダイエット中と回答し、女性にとって永遠のテーマであることが改めて判明した。

ダイエットのきっかけは、1位「ベスト体重より太ったから」、2位「洋服を着こなしたいから」、3位「夏に肌を露出する機会が増えるから」という結果。特に40代・50代では「ベスト体重から太ったから」という理由が顕著に高く、若い頃に比べて体型の変化を気にしている。

回答者らの今までダイエットにかけた平均金額は約16万円。かけた金額に対し効果があったと感じている金額は半分以下の約6万円との回答だった。 費用対効果の面で、「賢くダイエット」が課題となっていることがわかった。

実践したことのあるダイエット方法1位「炭水化物制限ダイエット」、2位「食べる順序ダイエット」、3位「ダイエットサプリメント」と、いずれも手軽に取り入れられる方法が指示されている。

回答者の54%が「20代の体型に戻りたい」と回答したが、20代の体型に戻りたい人全体の55%は特に運動はしておらず、なかなか努力できない様子が見受けられた。

40代・50代の82%が「30代の頃よりも痩せにくくなった」と感じていた。その理由としては「代謝が落ちたから」が1位で、多くの人が年齢とともに体質が変化しダイエットが難しくなっていることを実感していた。