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米エリザベス・アーデン、セレブ香水不振で大幅減収

米エリザベスアーデン社は、2014年6月30日に終了した事業年度の売上高は11.64億ドルで前年同期比13.4%減少したと8月19日、発表した。外国為替レートの影響を除けば減少率は12.8%だった。

当社は2014年度中に香水など新製品の投入が積極的でなかったため、売上の低い伸び率を予想していたが、有名人の香水ブランド、特にジュアスティン・ビーバーとテイラー・スウィフトのフレグランスの売上高の減少が予想を上回り大きな打撃となった。

同社のE.スコット·ビーティー会長、社長兼最高経営責任者(CEO)は、「組織として我々の最重要課題はパフォーマンスを向上させ収益性を回復し、一刻も早く資本投資を一定水準に戻すことである」とコメントしている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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