美容のプロのための専門商談会 ダイエット&ビューティーフェア2010開催!
2010.08.10
編集部
9月13日から15日の3日間、今回で9回目を迎える秋の恒例のビューティーイベント 「ダイエット&ビューティーフェア」が東京ビッグサイトで開催される。同イベントは化粧品、美容機器、サプリメント、フィットネス器具など、美容と健康にまつわる情報が集結する、日本でも有数の美容見本市。およそ300社の出展ブースが並ぶほか、ビジネスセミナーやステージイベントなども開催される。ここでは同イベントの見どころを紹介するほか、注目の出展ブースに注目する。
トレンドや新製品が満載ゾーニングの明確化でより魅力的に
エステティック市場の急成長、様々な新素材の機能性スキンケアの登場、新素材や新アプローチによるダイエット食品の急拡大などを経て、今、ダイエット&ビューティの市場は転換期を迎えている。法改正でビジネスモデルの変更を迫られているエステティック、表現規制強化の下で苦戦するサプリメント、ニーズの多様化に対応しようと模索を続けるフィットネス等々、いまだ不況ムードを拭いきれない美容・健康産業界にとって、新たな製品やサービスとの出会いを演出する「ダイエット&ビューティーフェア」への期待は大きい。
今回のダイエット&ビューティーフェアの大きな特長は、ビューティ市場の潮流を見据え、エステティック業務用のサロンプロフェッショナルユースと、店販用・小売り用品のホームユースをゾーンニングして目的を明確化し、成長が期待されるオーガニックコスメなどのナチュラルプロダクツゾーンを新設したこと。また、美容ドリンクなどの内外美容を訴求するインナービューティゾーンを拡大したことなどが挙げられる。
ここ数年元気のあるパーツケア関連では、まつ毛、フットケア、ヘア&スカルプ、耳ツボ等の出展が増加。さらに、ペットビューティが新たに加わった。
企画展示としては、注目度の高いオーガニック&ナチュラルコスメのテスティングや美容ドリンクの試飲ができる美容ドリンクバーを新設した。
トレンドを反映する専門セミナーやステージイベント
ビジネスセミナーは、「健康・美容サービス産業の消費者調査結果の報告」、「注目の中国化粧品市場の現状と今後」、「ツィッターの現状と美容・健康業界にもたらすメリット」など、ビジネスに直結するマーケティングや業界の最新情報の12講座開催。ステージイベントには、スキンケアの常識を覆す肌理論で注目のカリスマ美容家・山本未奈子氏、200万部を突破したベストセラー本「巻くだけダイエット」著者の山本千尋氏などが登場。聴講するだけでためになるこれらのプログラムは席数限定で人気のため、事前申込が優先となっている。なお、ビジネスセミナーは聴講有料。先着順。
さらに今年は、従来に増してビューティの最先端の情報、市場の最新動向や、専門家の話に触れることを目的とした第1回「ビューティビジネス・サミット」を併催。今回は「トータルビューティ」・「アジア戦略」・「オーガニック」を題材に、講演やイベントを行う。ポーラ文化研究所 主任研究員の村田孝子氏による「女性はなぜ美白を求めるのか~歴史的背景から考察~」、エステティック業界トップNPO法人日本エステティック機構の奥野貴司理事長による「エステティック産業の展望」の講演を予定。ほかにも、ショップバイヤーや美容商品メーカーが登壇して「ヒット商品の裏側」や「オーガニックコスメの将来」についてのパネルディスカッションも開催する。
美容業界のさらなる発展に貢献3日間のビジネスフィールド
昨年の開催では23,192名が来場し、大盛況を博したダイエット&ビューティーフェア。今回の開催では、それを上回る3万人以上の来場予想がされている。ダイエット、ビューティというビジネスキーワードのもとに集結する約300社の出展企業と来場者による熱気ある商談が、3日間にわたり行われることだろう。出展ブースは実際に体験できるデモンストレーション、落ち着いてゆっくりと製品を見ることのできる装飾など、それぞれの企業が工夫と商談のしやすい雰囲気づくりを凝らし、魅力ある展示会に仕上がるそう。トレンド情報の収集・マーケティング、新製品の買い付け・新規開拓など、それぞれの目的を有効に実現する効果的・効率的なビジネスフィールドとして、ぜひ活用していただきたい。