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スマホアプリで日焼け防止

スマートフォンのアプリを使って、個人に日焼け注意報を発信するサービスは有効だったという研究が1月28日、「JAMA Dermatology」オンライン版に掲載された。

試験は2012年に10週間の追跡調査として実施された。対象は、Androidスマートフォンを所持する18歳以上のヒスパニック、非ヒスパニック系アメリカ人604人。紫外線予測値に従った日焼け防止のアドバイスを約半数にリアルタイムに配信、残りの半数には配信しなかった。

その結果、配信を受けていたグループでは日焼け止めの使用頻度が高かった(配信グループ41.0%、配信なしグループ33.7%)。調査期間中の日焼けの日数に差はなかった。配信グループでは、太陽の下に出る時間が短く、日焼け防止対策を取る機会が多かった。研究者らは、モバイルアプリによる日焼け防止効果は想定より低いものの、一定の効果があったと考えている。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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