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ベジタリアンは大腸がんリスクが低い

日本では女性のがんの死亡率の1位、男性でも3位を占めているのが大腸がん。新たに大腸がんと診断された人の数は年々増加しており、食生活の欧米化、特に野菜の摂取量下がったことによる食物繊維不足が大きな原因のひとつも言われている。今回、ベジタリアンと大腸がんの関連についての研究が3月9日、「JAMA Internal Medicine」オンライン版に掲載された。

研究は、ベジタリアン(菜食主義)を推奨するセブンスデー・アドベンチスト教会の北米信者約10万人の大規模健康調査のデータに基づいて実施された。ベジタリアンをその食事内容から、純菜食(vegan)、 乳製品と卵は食べる菜食(lacto-ovo vegetarian)、 魚肉は食べる菜食(pescovegetarian)、場合によっては肉食もするセミ・ベジタリアン(semivegetarian)の4種類に分類し、それぞれについて調査した。

平均7.3年の追跡調査で、大腸がんは380例、直腸がん110例が確認された。ベジタリアンではない人と比べたベジタリアンの大腸がん発症ハザード比は0.78、結腸がんは0.81で低かった。大腸がんの発症について各ベジタリアンごとに見ると、純菜食では0.84、乳卵菜食では0.82、魚菜食では0.57、セミ・ベジタリアンでは0.92で、特に魚菜食者のがん発症率が低かった。

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