米国ドラッグストア、モバイルゲームに参入
2013.02.12
編集部
米国ニューヨーク州を中心に展開するドラッグストアチェーンDuane Readeでは、250以上の店舗でのシェア・オブ・ヴォイス(広告量シェア)の拡大と顧客エンゲージメントの確保にむけて、代替現実ゲームの「Ingress」に参入したと2月5日付けのDrug Store Newsは報じた。
IngressはGoogleが開発したAndloid向けの「陣取り合戦」ゲーム。人類が発見したExotic Matterという新物質を積極的に利用するグループと、それを阻止するグループの2つに分かれて争うもので、重要拠点とされた場所の占拠を目的とする。Duane Readeはメトロポリタン地区で、このゲーム初のリテール・パートナーとなり、ポータルと呼ばれる重要拠点となった企業の1つ。
ポータル占拠のためには、プレーヤーは実際にDuane Readeに足を運ばなくてはならない。「地理情報をベースとしたゲームを通して、顧客エンゲージメント戦略は新しいレベルへと向かっており、当社でもそれを認識している」とDuane ReadeのPR/オンライン マネージャーCalvin Peters氏は語った。