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世界のオーガニック食品および飲料市場は2027 年までに4960億ドル規模に

世界のオーガニック食品および飲料市場は、2027年までに4959億ドルに達する見通しのようだ。米市場調査会社グローバルインダストリーアナリスト(GIA)がこのほど、リリースしたレポート「Organic Foods and Beverages – Global Market Trajectory & Analytics」の中で、このような見通しを発表した。

同市場は2020年に推定1981億ドルに達しており、予測期間2020年〜2027年の間に年平均成長率(CAGR)14%で成長し。2027年には4959億ドルに達すると予測されている。

セグメント別にみると果物と野菜は、予測期間中に14.7% のCAGRで成長し、分析期間の終わりまでに 1928億ドルに達する見通し。肉、魚、鶏肉部門の成長は CAGR15.3%、 乳製品部門は CAGR12.3% と予測されている。

地域別にみると、現在、米国は世界市場の3割近くを占有している。アメリカのオーガニック食料品市場は2020年に世界市場の29.6% 以上を占めて、 586億ドルと推定。ただ、中国市場の成長は著しく、予測期間中、CAGR13.4%で成長し、2027年には推定市場規模が861億ドルに達すると予想されている。そのほかの地域で注視されるのは日本とカナダで、予測期間中にそれぞれCAGR12.5% 、 CAGR11.9%の成長率で市場は拡大する見通し。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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