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スーパーフードをブレンドした香りでスキンケア開発を提案

Screen Shot 2015-07-02 at 9.58.52スキンケアできゅうり、アボガドなどの野菜を使用することは新しくないかもしれないが、最近はブロッコリー、ほうれん草、ピーマンなど緑黄色野菜のエッセンスを使用するスキンケアがニッチ市場で増加している。アジア市場で人気が証明され、最近、欧米市場へ参入してきていおり、新しいトレンドとして注目されている。

イギリスの香料開発研究所Seven Scent社は、この程、公式ブログでこのような野菜のエッセンスを取り入れたスキンケアのトレンドを分析した。香りのトレンドに焦点をあてて、さらに時代を先取りした野菜風の香りのコンセプトを次ぎのように3つ提案している。

ケール:スーパーフードとして驚異的に成功している食材はスキンケア、マニキュアに既に採用されている。新しいコンセプトとして、エンドウ豆のさや、グリーンオリーブ、さらにフルーティなメロンなどとブレンドさせて緑豊かな野菜の香りを引き立たせる。

緑茶:従来のデリケートな緑茶の香りに、デトックスフードとして注目されているウィートグラス(小麦若葉)などを加えることでエッジを与え現代的な香りのコンセプトを提案する。

きゅうりとアボガド:食材としての消費者の知識を利用して、新鮮な野菜の風味にジャスミン、シクラメン、ミモザなど柔らかいノートを追加してより鮮やかな香りの生成を提案する。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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