epoque 佐藤さん、痩せるにはまず内臓からキレイに
2015.08.7
編集部
リンパマッサージ専門のエステティックサロン「epoque (エポック)」(神奈川県大和市)では、漢方アロマオイルを使って、身体の中からキレイになることで、スリムなボディを手に入れることができる。代表の佐藤愛子さんは「内臓の調子が悪いといくらキレイになりたくてもなれない」と強調する。
佐藤さんがエステ業界に飛び込んだのは18歳の時。当時、「エステすら知らなかった」が友人の誘いで大手エステサロンに入社したら、「自分にすごく合っていた。やってて楽しかった」。
その後、東洋医学をベースにしたリンパマッサージに出合った。「前職の器械中心のサロンと違い、ハンド中心で本物だと思った。東洋医学の理論では“顔は内臓の鏡”。身体の毒素を出していけば病気にもならないんじゃないか」と考え、リンパにのめり込んだという。
それから「家族や友達にも絶対施術してあげたい。もう自分一人でやるしかない」という気持ちが強くなり、独立を決意。大和市南林間に1号店を出店した。今年11月で17年目を迎える。
同店は、痩身がメインで漢方アロマを使ったリンパマッサージは定番になっている。お客は近隣の住民が多く、まさに地域密着型サロン。十数年通い続けているリピータもいるという。
使用する漢方アロマは、ケイオー・フレックス株式会社(埼玉県所沢市)が販売している台湾ヤンセンバイオテクノロジー製の『神気シリーズ』。施術に当たっては、まずお客の顔色や体質をチェックし、その人の体質に合わせたオイルを選ぶ。例えば、水太りやむくみがある場合は、生薬の杜松や陳皮などが配合された『実(Jitu)』というオイルを使う。
また、お客のその日の体調にも合わせて施術。「疲れきってヨレヨレだったら“ペットをなでるようなさ強さ”でゆ~ったり流し、よく食べて元気がありすぎる人には少し強めにマッサージする」といった具合に、施術のテンポや強弱を調節するという。
漢方アロマの特徴は、痩せる前に内臓(五臓)の調子を整えること。「肝」「心」「脾」「肺」「腎」それぞれの経絡に通じるオイルを使って、気血の流れを良くして代謝アップへ導くので、結果的に痩身へとつながる。
漢方アロマのメリットはそれだけではない。佐藤さんによると、ちょっと元気がない時に、気血循環を促進させるベースオイル『脈』を使ってお客にマッサージしていると、「手を通じてオイルが入ってきて、私も気をもらえる。“気滞”(気の滞り)が取れて元気が戻って、すごくやる気になる」という。“お客も元気になって、佐藤さんも元気になる”という思わぬ相乗効果があるようだ。
現在、南林間店以外に、相模大野店でも展開中。近い将来「もう1店舗出したい」と意欲を燃やす。「神奈川県内で、こじんまりとして、アットホームなお店づくりをしたい」と夢を語る。
- 参考リンク
- epoque