阪大薬学研究科とマンダム、『共同研究講座』を設置
2015.08.10
編集部
国立大学法人大阪大学(大阪府吹田市)と株式会社マンダム(大阪府大阪市)は、大阪大学大学院薬学研究科では初となる「共同研究講座」の設置に関する契約を6 月1 日に締結し、これを7月に発表した。
これにより、大阪大学大学院薬学研究科に「先端化粧品科学共同研究講座」(共同研究講座)を設置し、再生医療に用いられる幹細胞関連技術等を化粧品研究へ応用するための技術開発を共同で行なう。
共同研究講座における研究は、ヒト皮膚および皮膚付属器官の幹細胞から、組織・器官を再生する技術を確立・応用・発展させ、再生された組織・器官を用いて化粧品分野における機能性評価技術の確立を目指す。
さらに、この技術を用いて機能性化粧品および医薬部外品等の有用成分の探索と製品開発への応用に取り組む。