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花王、2018年12月期2Qの売上高は前年同期比1.6%増

花王株式会社(東京都中央区)は26日、2018年12月期第2四半期(国際財務報告基準)の売上高が前年同期比1.6%増の7290億3000万円、当期純利益が同11.2%増の628億500万円となったと発表した。化粧品は国内では前年を下回ったが、アジアでは売上・利益ともに拡大した。

セグメント別の業績を見ると、化粧品事業の売上高は前年同期比3.7%増の1282憶円となった。デパートチャネルで展開しているカウンセリング化粧品『SUQQU』『RMK』、セルフ化粧品では和漢エキスを配合した『フリープラス』、乾燥性敏感肌ケア『キュレル』の売上は好調に推移したが、国内の中価格帯化粧品市場が縮小していることが全体的に響いた。ただ、アジアでは中国を中心に大きく伸長した。

スキンケア・ヘアケア事業については、売上高が前年同期比2.4%増の1708憶円となった。スキンケア製品については、国内とアジアにおいて『ビオレ』が順調に売上を伸ばした。ヘアケア製品では、国内で新ブランドの次世代型白髪ケア『リライズ』を立ち上げ、好調に推移。シャンプー・リンスは、国内と欧州で激しい競争があり、売上は前年同期を下回った。

2018年12月期通期の売上高は前期比3.4%増の1兆5400憶円、当期純利益は同3.4%増の1520憶円を見込む。このうち、化粧品事業の売上高は2800憶円(為替変動の影響を除いて前期比4.6%増)、スキンケア・ヘアケア事業の売上高は3510憶円(同5.5%増)となる見通しだ。

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