国際的なマーケティングリサーチ企業のNPDグループ（本社：米国ニューヨーク州）によると、2012年の米国のprestige beauty industry（制度品）販売は10.2億ドルで、昨年に比べ7%の上昇、一方、厳しい経済状況の続く欧州では全体の売上高は減少したという。
カテゴリー別に見てみると、米国ではスキンケア10%、メイクアップ7%、フレグランス5%とすべてが上昇した。欧州では英国の販売高3.4億ドル、昨年比5%の上昇を除き、フランス、スペイン、イタリアで販売は軒並み減少した。カテゴリー別では、英国の好調な販売に牽引されたメイクアップ製品のみが上昇傾向だった。