米ターゲット、国際版ウェブサイト開設で世界市場へ
2015.11.2
国際部
米大手スーパーチェーンのターゲットは、国際版ショッピングウェブサイト Intl. Target.comを立ち上げたと10月29日、発表した。世界200以上の国と地域の利用者が新しいサイトにアクセスすることが可能となる。ヨーロッパ、アジア、中南米などでビジネスを飛躍的に拡大する戦略で、対象国に日本も含まれる。
新しいサイトは、グローバルeコマースのリーダー、Borderfree、ピツニボウズ社と提携して開発された。取扱う製品は、アパレル、化粧品、家庭用品、ベビー用品、玩具などで、現在、国内利用者サイトで扱う半分ほどの品数を揃える。チェックアウトのページはローカル言語に翻訳され、配送料、関税などを含んだ価格が明確に表示される。現在、60の通貨に対応して決算できる。日本を選択すれば、チェックアウトのページは日本語での表示になり顧客情報は日本語入力となる。
米国内の利用者 へのサービスとしては、海外に住む家族、友人へ送る贈答品を今年のホリデーシーズンに間に合うように出荷するというキャンペーンを開始している。
- 参考リンク
- intl.target.com 公式サイト