グローバルコンサルタント会社OC&C Strategy Consultantsが、11月25日発表した「Retail Propositions Index 2015」によると、イギリスのお気に入りの小売業者の調査部門で自然派化粧品・石けんで知られるLUSHが今年初めてトップ３に選出された。
今年で５年目になる小売業者指数調査では、お気に入り指数第一位はアマゾンで第二位は高級デパートチェーンのジョン・ルイスだった。両社ともに５年連続で地位を維持する人気度は言うまでもないが、今年はアップル社を凌いでLUSHが三位に浮上したので話題になりそうだ。
OC&Cは欧米の主要諸国４万人を対象に小売業社の製品価格、価格の適合性、製品の種類、製品の品質、店舗の外観、顧客サービスなどを調査した。イギリスでは１万人を対象に調査した結果、今年はじめて“価格”より“顧客サービス”が小売業者の評価に最も影響を及ぼすことになった。 LUSHは顧客サービス、品質で最高の評価を獲得したという。
また、調査結果より顧客サービスと収益の成長性に相関関係があることが判明した。顧客サービスの指数で上位25％のグループ企業では過去５年間の年間売上成長率は平均10％だった。
