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アメリカ人の2016年の抱負は“十分な睡眠時間”!?

新年の抱負を尋ねると、“減量”、“フィットネス”などが挙げられるとの予想に反して、「より多くの睡眠を得ること」を願っているアメリカ人が多いようだ。大手クルージング旅行会社のプリンセスクルーズは、このようなアンケート調査結果を1月15日、発表した。調査結果によると57%のアメリカ人は“安眠”は“ジムに行く”よりも魅力的であると回答したという。

睡眠に関する実態調査は、米マーケットリサーチ会社ウェイクフィールド・リサーチに委託して、2015年12月7日〜11日の期間、18歳以上のアメリカ人1,011人を対象にメールおよびオンラインで実施された。

Princess Cruises' sleep survey infographicより多くの睡眠が取れたら‥の質問に対する調査では、より生産的になるだろう(51%)、より幸せになるだろう(50%)、より成功するだろ(21%)、より創造的になるだろう(21%)と思っている結果がでた。

カップルで寝ている場合、ほぼ7割が相手の動きで目が覚めると訴えていることが明らかになった。その主な起因は、いびき(42%)、ベッドでの寝返りや移動(29%)、肘鉄やキック(21%)などだった。また8割以上の回答者はカップルで“親密”な関係のあとはよく眠れると回答した。

旅行中の睡眠に関する調査では、6割近くは、夜ぐっすり眠れない経験を持っているようで、プリンセスクルーズ社では、快適な睡眠をサポートするラグジュアリーベッドの開発に携わり、同社客船の特別室への導入計画を進めている。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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