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卵型フォルムが特徴的な米国製リップバームに訴訟

アメリカのニュース専門チャンネルCNBCの1月14日の報道によると、日本でも人気のあるEOS(イオス)のリップクリームで唇の荒れや腫れといった症状を引き起こしたとして、ロサンゼルスで12日に集団訴訟が起こされた。

対象となったのは、特徴ある卵型のリップクリーム「EOSのオーガニックリップバーム(サマーフルーツ)」。製品は、キム・カーダシアン、ブリトニー・スピアーズなどのセレブ御用達ブランドとして人気が高い。日本では個人輸入、または海外土産で人気があるとのこと。報道では、原告で被害者の一人Rachel Croninさんの症状について「2015年12月にこのリップバームを塗布したところ、翌日には唇が割れはじめ、重度の腫れや発疹で医療機関を受診した」と述べている。訴訟の内容には、メーカーのEOS Productsが消費者を欺いたこと、製品が自然でオーガニックであると誤った主張をしていることが上げられている。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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