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日本の食文化がアメリカで刷新?

Screen Shot 2016-01-18 at 22.26.42アメリカで“ライスクラッカー”はスナックとして定着した人気があるが、グルテンフリーの追い風を受け、米食品メーカーのロータスフード(カリフォルニア州)は日本の“あられ”を革新的な新しい味に進化させて全米で売り出すと1月15日、発表した。

同社が開発した新商品“Arare”は“ah-rah-reh”と発音すると紹介しており、米国のポテトチップスのように日本で親しまれている、などと同社共同創設者/最高経営責任者(CEO)のキャリル・レヴァイン氏は説明している。醤油の伝統的な味、ホットでスパイシーなシラチャ、アジアンテイストのタイ・スイートバジル風味の3種類のフレーバーでアメリカ市場で展開していく。

あられせんべいにはグルテンは含まれておらず、低脂肪、コレステロール・フリーで現在のアメリカ人の理想とするスナックになるだろうとしている。お気に入りの果物やナッツに加えて間食として食べることや、スープやサラダに振りかけるクルトンとして使用することもできる。

日本酒、ラーメン、抹茶は英語でSake、Ramen、Matchaと表記され欧米市場での認知度は上昇している。日本の食文化のローカリゼーションがより一層活発になりそうだ。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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