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地中海沿岸の人は「地中海式食事」をしているか?

オリーブオイル、新鮮な魚とたっぷりの野菜・果物を中心とする地中海式食事は、医学的に健康的で、美容にもよく、美味で飽きない食事内容と関心が高い。今回、地中海沿岸に住んでいる青少年を対象に、実際の野菜や果物の消費量を調査した結果が1月28日、「he British journal of nutrition」オンライン版に掲載された。

対象は、2005-09年にかけて、地中海東沿岸地域の11カ国に住む13-15歳の男女2万6328人。オマーンやリビアなどのあるこの地域からの報告ははじめて。

野菜・果物を週5日以上食べていると答えたのは全体の19.4%のみだった。5日以上食べている人の割合が最も高かったのはジブチの40.4%、最も低かったのはパキスタンの10.0%だった。また、オマーン、​​リビア、ジブチ以外の国では、女性に比べて男性で野菜・果物を食べているのが週5日以上の人の割合が高かった。多くの国で、野菜・果物を食べる頻度は年齢とともに下がる傾向にあった。全般に地中海東沿岸諸国での野菜・果物摂取量は少なく、摂取を促す介入が必要と示唆された。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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