国際化粧品展・化粧品開発展 主催者に訊く
2016.03.24
編集部
2016年1月20日(水)~1月22日(金)東京ビッグサイトにて開催された『第4回 国際化粧品展』『第6回 化粧品開発展』。今年はエステティック業界からの来場者も多く、昨年に比べ大きな飛躍を見せた。その秘訣と伸び率に関して、主催者である リード エグジビション ジャパン株式会社 国際化粧品展・化粧品開発展 広報/友田優来氏にお話を伺った。
Q.「1月に開催されました『国際化粧品展』『化粧品開発展』に関しまして、出展者からの反応はいかがでしたか?」
A.「多くの出展企業の方から、「来場者の質がよい、ものすごく盛況な会場で非常によかった」と嬉しい声を多数いただきました。実際、来場者数が昨年から12.2%増の23,295名に増えており、なかでも海外来場者が前年比33%増の1,776名まで増えました。アジアを中心に購買意欲の高い方々の来場によって、より国際的な商談展に近づくことができた会期となりました」。
Q.「昨年よりも、エステティックサロン様のご来場者が多かったように感じましたが、サロンからのご来場者を増やす為に行った活動がございましたら、お聞かせください」。
A.「来場者動員活動に関する施策については申し訳ありませんが伏せさせて頂きますが、本展のメリットを最大にPRしたこともサロン来場者増につながったと思われます。例えばニッチな新興化粧品メーカーの最新コスメが見られたり、普段目にする事の無い、日本初上陸の海外コスメが約200社出展している事、さらに化粧品メーカーだけでなく、OEM企業も多数出展しており、オリジナル商品のOEM相談もできるなどです」。
Q.「前回と今回とで、来場者・出展者とも変化した点はどのような点ですか?」
A.「来場者、出展社ともに昨年から増えているなか、特徴的だったのはサロン系来場者が昨年比2.2倍に、海外来場者が1.33倍に増加。出展社は海外企業が前回143社から194社に、OEM企業が前回90社から110社に増えたことがあげられます」。
Q.「次回は、会場が大きくなって開催されるとのことですが、会場を広げられた理由に関してお聞かせください」。
A.「展示会の規模が年々拡大しているので、より多くの企業にご出展いただくためです。2014年は前年比48%増、2016年は展示会本番前にスペースが完売し、結果前年比16%増となりました」。
Q.「読者である、エステ業界・美容業界の方に向けて、メッセージをお願い致します」。
A.「『化粧品展』『国際化粧品開発展』は、化粧品に特化した日本最大の展示会です。国内外の、原料から最終製品までが一堂に出展し、出展社と来場者との間で真剣な商談や技術相談が行われる BtoB の国際展として開催しています。お蔭さまで前回は637社が出展、前年から約100社出展社が増加し盛大に開催いたしました。次回はさらに出展社が増加、800社が出展する日本最大の化粧品展として開催いたしますのでぜひ積極的なご出展、ご来場をお待ちしております」。