資生堂ヘア&メーキャップスクール「SABFA」校長に原田忠氏
2016.03.28
編集部
株式会社資生堂(東京都中央区)は、同社が運営するヘア&メーキャップスクール SABFA(サブファ)の第7代校長に、 資生堂トップヘア&メーキャップアーティストの原田忠(はらだ ただし)氏が4月1日付けで就任すると発表した。
1986年4月に創立されたSABFAは今年創立30周年を迎え、 4月からは原田新校長のもと次の30年に向けて新たなスタートを切る。
原田氏は2000年3月SABFAを卒業。 同年4月に資生堂入社。 男性化粧品ブランド「ウーノ」の宣伝広告や、 NY・パリコレクションのバックステージでのヘア&メーキャップ活動、 ヘアスタイリング剤の商品開発やシーズンヘアの提案に携わるなど活動は多岐にわたる。
人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』、 『テラフォーマーズ』、 『銀魂』(集英社)のキャラクターをヘア&メーキャップとファッションで3次元化するなど、 ヘア&メーキャップの表現による無限の可能性に挑戦・発信し、 国内外から高く評価された。 2004年と2012年に日本の美容業界における最高峰の賞、JHA(ジャパンヘアドレッシングアワーズ)グランプリ受賞。
原田氏は「創立30周年を迎え、 一人ひとりの夢の実現を目指し、 多くの美のプロフェッショナルを輩出し続けるSABFAの校長に就任する責務の重大さに身の引きしまる思いがいたします」と抱負を語っている。
SABFAは資生堂が長年にわたって培ってきた美容のノウハウを社会に還元し、 優れた技術と創造力を持ったヘア&メーキャップアーティストを育成することを目的として創立された。入学資格は美容師免許を持っていること。 卒業生は1,900名を超え、 プロのヘア&メーキャップアーティストとして広告・TV・CF・雑誌の撮影現場やファッションショーのバックステージなどで活躍している。
- 参考リンク
- SABFA