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1日3時間以上座っていることが死亡率の3.8%と関連

長時間座っていることは死亡リスクという大規模調査による研究結果が3月23日、「American Journal of Preventive Medicine」オンライン版に掲載された。

近年、座って過ごす時間が多いほど死亡リスクが高いという研究が多く発表されている。今回の研究は、世界54カ国の成人のデータを対象とした大規模な調査により、座っている時間と平均余命との関係を検討した。

2002~2011年の人口規模、生命表、全死因死亡に関する各国の統計データを収集。座っている時間が1日3時間以上であることと死亡との関連を調査した。

その結果、座っている時間が全死因死亡率の3.8%、年間約43万3000人の死亡に関係していることがわかった。この傾向は西太平洋地域で顕著で、続いて欧州、地中海東岸、アメリカ、東南アジアで多かった。これらの地域では、座っている時間を少なくすることで平均余命を0.2年伸ばすことができると推算された。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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