ミルボン、毛髪のダメージ現象「棒状空洞化」を発見
2016.05.10
編集部
株式会社ミルボン(大阪府大阪市)は、毛髪内部の3D撮影に成功し、毛髪のダメージ現象「棒状空洞化」を発見した。
棒状の空洞は毛髪内部に分布しており、根元から毛先にかけて増加している。
また、ヘアカラーやパーマなどの化学的処理をした毛髪はさらに空洞化が進行することを確認。
この「棒状空洞化」により毛髪内密度が低下し、それが枝毛やパサつきといった現象につながっていることも新たにわかった。
「棒状空洞化」を改善するには、シルクPPTの一種であるSSVRシルクが効果的なのだそうだ。
同時に、多種多様な状態にある世界20か国の女性の毛髪を調べたところ、毛髪内部に起こる「棒状空洞化」は世界中の女性に共通して起こるダメージ現象であることを確認した。
これらの発見をふまえ、同社は、6月1日から、社名を冠したグローバルヘアケアブランド「ミルボン(MILBON)」を日本を皮切りにアメリカ、中国など世界12カ国で発売する。
- 参考リンク
- 株式会社ミルボン