アメリカ人女性は化粧よりデオドラントが重要?
2016.05.24
国際部
アメリカ人女性は、体臭予防のためのデオドラント対策へ強い関心をもっているようだ。ボディケア、スキンケアを展開する米 Dove (ダヴ)は、“ アメリカ人女性の7割以上が、何らかの美容製品を使用することでもっと自信を持つことができる”と思っているという調査結果を5月11日、発表した。しかも、美容製品のアイテムとして、デオドラントの重要性を挙げる回答者が多かった。
毎朝のルーチンについての調査は、米調査会社エデルマン・インテリジェンスに委託され2016年3月、全米の18歳から54歳の女性1,574人を対象にオンラインで実施された。
調査の結果、デオドラントは毎朝、外せないルーチンの項目で、その重要度は洗髪より5倍、マスカラより8倍、口紅やリップグロスより13倍も高いとの支持がでた。「脇の下にデオドラント剤を付けるのを忘れてしまった時はどう思うか」、との質問にたいしては、87%は体臭について気になってしまう、67%は人との距離を保つ、49%はデオドラント剤を付けに帰ると回答した。
デオドラントには体臭を抑制する効果以外に、スキンケア効果も望む女性が8割以上あることも明らかになった。好みのデオドラントがあると、その製品を愛用する女性が過半数以上占めるようで、昨年デオドラント製品を変えた女性の比率は3割弱だった。