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コレステロールを下げるのは脂身が多い魚

コレステロールを下げる効果がある食品に上げられる魚は、脂肪が少ない魚よりも脂肪が多い魚のほうがよいという新しい研究が7月1日、「British Journal of Nutrition」オンライン版に掲載された。

健康で正常体重の成人38人を対象に、高脂肪の魚・養殖サーモン、低脂肪の魚・タラ、比較対照の鶏肉の3グループに分けて、その影響を調査した。評価は2型糖尿病と心血管疾患リスク因子である中性脂肪やコレステロールの濃度で行った。対象者はそれぞれの食材を1週間750グラム夕食での摂取を4週間試験した。

高脂肪の魚を食べたグループでは、低脂肪のグループに比べ、大幅に中性脂肪のトリアシルグリセロール(TAG)が減少し、空腹時のHDLコレステロール(善玉コレステロール)が増加していた。3つのグループのいずれも、空腹時および食後の血糖値コントロールに違いはなかった。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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