太陽にあたると長生きできる?
2013.05.9
編集部
英国のエジンバラ大学によって行われている研究では、皮膚が太陽光線にあたった時に、よく知られているビタミンDとは別の物質である、血圧を下げる化合物を血管内に放出することを解明した。研究者らは、日光による皮膚がんのリスクより、血圧を低下させることの利点がはるかに上回るため、日光は全体的な健康を改善すると示唆している。例えば、英国における高血圧による心臓病と脳卒中のリスクは、皮膚がんの約80倍以上の死亡につながると推定されている。
日焼けが健康に利益をもたらし、寿命を延ばすかもしれないというこの研究は、エジンバラで開催される国際皮膚学会で10日に発表予定。