同じ人の肌を10年以上継続調査、SK-IIの「秋田10年肌研究」
2016.07.12
編集部
P&Gマックスファクター合同会社(兵庫県神戸市)の高級スキンケアブランド「SK-II」は、同じ人の肌を10年以上継続調査する「秋田10年肌研究」を行っている。
「真に理想的な肌とは何か?」この疑問を解明するため、同社は、美しい肌を持つ女性が多いといわれる秋田県で、100人以上の女性を対象に、肌の変化を10年間にわたって追跡調査した(1999年~2010年、17-74歳、1999年時点で6歳‐63歳)。
その結果、理想的な肌とは、キメ、ハリ、乾燥による小じわ、シミ、ツヤ。これら5つの要素が絶妙なバランスで、良い状態であることこそ、時代に左右されない、真の美肌であると定義づけた。
また、同じ年代であっても、お手入れ次第により、若く見える肌と、老けて見える肌に分かれることもわかった。
さらに、調査対象者に、「SK-II」の基本スキンケアアイテムをラインで1年間使用してもらい、肌状態を測定した結果、多くの人の肌コンディションが大幅に改善されたという。
「SK-II」の成分であるピテラには50以上の有用な成分が含まれており、それが肌に浸透して働くことで、美肌を構成する5つの要素が高まり、クリアな素肌へと導く。
同一地域に住む、複数の同一人物の肌を10年以上にわたって研究するこの調査は、化粧品業界でも、大規模かつ画期的な異例の取り組み。
研究を開始してからすでに15年が経過しており、引き続き、調査を続けているので、これからも注目だ。
- 参考リンク
- SK-II