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ファンケル、ケール青汁の摂取習慣が老化予防につながる影響を確認

株式会社ファンケル(神奈川県横浜市)は、2013年から行っている同志社大学(京都府京都市)との共同研究で、ケール青汁の長期摂取と老化の関係性を検証した結果、ケール青汁の長期摂取が筋年齢と神経年齢を若く保つ可能性があることを新たに発見した。

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ケールの身体機能に対する影響を総合的に検証することを目的に、ケール青汁を長期摂取している人(ミネラル農法で栽培した国産ケール生葉120g分を1杯分とした青汁を、1年以上毎日継続摂取している50~69歳女性110名)を対象に、同志社大学で開発されたアンチエイジング(老化度判定)ドックを受けてもらい、筋年齢・骨年齢・ホルモン年齢・神経年齢・血管年齢を評価した。

また比較対照として、すでに全国で蓄積されているアンチエイジングドックのデータから、ケール群と同年齢条件でケール青汁を継続摂取していない女性(以下、コントロール群)のデータを用いた。

その結果、ケール群では筋年齢と神経年齢が、コントロール群に比べて若いという結果が示された。

また、血液検査も同時に実施し、空腹時の血糖値や血中の中性脂肪も、ケール群がコントロール群と比較して低い結果となった。

ケール青汁を習慣的に摂取すると、健康長寿に重要視される運動機能と脳機能に関して、筋年齢や神経年齢がコントロール群に比べて若いことから、それぞれの機能の維持改善に期待できることが分かる。

また、同様にケール青汁を摂取することで、空腹時の血糖値や血中の中性脂肪も、ケール群がコントロール群と比較して低いことにより、生活習慣病の改善に役立つことが期待される結果が得られた。

同研究結果は Web Journal「Glycative stress research,Volume.3(2):81-90(2016)」に、論文として掲載された。

同社では超高齢化社会に向けて、今後も Good aging の実現に貢献できるよう、青汁製品の開発や機能性研究を進めていく。

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