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アメリカ人が運動を心掛ける理由とは?

グローバルリサーチ会社ミンテルは、「Exercise Trend US 2016」レポートから、将来の健康問題を回避するのが目的で運動に励むアメリカ人が4割以上(45%)いることを1月26日、発表した。

短期的および長期的な展望から健康を懸念するアメリカ人は多いようで、運動者の64%が総合的に健康状態を改善することが、エクササイズをする最大の動機であることも明らかにした。美容のため(44%)、筋力の強化(39%)、フィットネス(39%)、減量(36%)などの順で動機付けに挙げられている。

ウェアラブルフィットネストラッカーについては、アメリカ人の22%が運動を促す要因の一つになっていると回答。ウェラブルフィットネスのガジェットを持っていない消費者の内、約3分の1は将来的には最新のガジェットを購入する計画があるという。

運動の種類についての調査では、68%がウオーキングを唯一または運動の一部としてルーティンに取り入れている実態が報告された。ランニング(30%)、ボディウェイト(30%)と続いた。ヨガ、ピラティス、カーディオマシン、サイクリング/スピンを利用する人は19%で、エリプティカル/ステア/ローイングマシーンを利用する人は18%いた。

日常的に運動する人の中では、伝統的なジムの会員(35%)になるよりも自宅のマシーンを利用する(48%)の方が人気が高いようだ。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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