日本ロレアル株式会社（東京都新宿区）は、シュウ ウエムラ「アート オブ ヘア」の本格展開を3月から開始する。ブランド発表会を21日、ザ・プリンス パークタワー東京「コンベンションホール」にて開催した。

プロフェッショナルコスメティック市場、ラグジュアリーチャネルにおいて圧倒的な地位を築いている「シュウ ウエムラ」から、サロン向けヘアケアが登場する。

”髪と顔は、不離一体である”。創業者、植村秀氏の哲学を具現化した。

「コスメからヘアへ。チャネルを超えて、真のトータルビューティーブランドを目指す」（プロフェッショナル プロダクツ事業本部 シュウ ウエムラ事業部 マーケティング部 グループ プロダクト マネージャー 戸名祐理氏）。

コスメのシュウ ウエムラユーザーは、髪に対してもこだわりが強く、ヘアサロンに行く回数、ヘアケアにかける費用、ともに高い傾向があるという。

そんな彼女たちの高い美意識に応えるために導入したのがマスターセラムトリートメント。

3種の美容液を、個々の髪に合わせてスタイリストが配合を決め、ミックスして使用する、サロンならではのテーラーメイド感覚のトリートメントメニューだ。

また、サロン内でiPadを使用し、カウンセリングから顧客管理までデジタルで完結する新デジタルコミュニケーションツールを開発、活用していく。

ホームケアとして、髪の悩みに合わせた4つのラインを揃えたほか、ブランドを代表するアイテム、クレンジングオイルから着想を得た「クレンジングオイル シャンプー」など、シュウ ウエムラならではのアイテムにも注目だ。

先行サロンからは、「コスメのシュウ ウエムラを支持している20代後半のお客様にアピールできる」、「季節や髪の状態に合わせてトリートメントを創れるから、長期にわたって提案ができる」、「メイクと合わせて、トータルビューティーサロンとして展開できる」などの声があがっている。

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