気温が上がり、薄着になるにつれ腕やワキなど「ムダ毛」の処理に悩みを感じはじめる女性が多くなる季節。薄着になった後でムダ毛の処理忘れに気づいた、他人のムダ毛を目撃してしまった…そんな経験がある人もいるのでは。

パナソニック株式会社（大阪府門真市）は、全国 47 都道府県の 20～30 代女性4700 名を対象に「ムダ毛の処理」に関する調査を行った。

その結果、全国の女性がムダ毛を気にしはじめる “全国ムダ毛処理前線”の存在が明らかになった。各都道府県の半数以上の女性が「薄着になりはじめる」と回答した時期を「ムダ毛処理期に入った」と定義すると、ムダ毛処理前線の全国平均は「5月下旬」。最も早い沖縄県では「4月上旬」、 最も遅い北海道では「6月下旬」に「ムダ毛処理期入り」することがわかった。

「薄着の季節、ムダ毛が他人に見えないか気になる」と回答した 女性は 91％。薄着の季節の到来に合わせて多くの女性がムダ毛への危機意識を持ちはじめることがわかる。実際に「ムダ毛の 処理漏れで困った経験がある」人も 72％におよび、薄着の季節に「ムダ毛の処理」に悩む女性が多くいる事が浮かび上がった。

薄着の季節に目撃したことがある「他人のムダ毛」についてきくと、約7割が「他人のムダ毛の目撃経験がある」（69％）と回答。具体的な部位としては、1 位「腕」（48％）、2 位「ワキ」（45％）、3 位「アシ」（32％）という結果に。

「薄着の季節にムダ毛を目撃した経験がある場所」については、 1 位は「電車」（28％）、2 位は「プール」 （24％）、3 位は「オフィス」（23％）が続いた。

「薄着の季節に自分のムダ毛の処理漏れ」に気づいたことがある場所をきくと、1位「オフィス」（26％）に次いで 2位に「温泉」（24％）、3位に「プール」（22％）など、“お出かけスポット”も上位に。 楽しいはずのお出かけなのに「ムダ毛」の せいで気が気じゃない…そんな経験をしている女性の多さもうかがえる。

現在の「ムダ毛処理状況」について「腕」や「ワキ」の処理方法をきくと、6割以上と大多数の女性が「カミソリ」で処理を行っていた。 一方、現状の「ムダ毛処理」に十分満足しているかどうかをきくと、「満足していない」人が 64％と 6割超を占めた。

その悩みとしては、「手間がかかる」（89％）、「処理漏れが目立つ」（79％）など、自己処理ならではの手間と質の低さを嘆く 声のほか、「肌が荒れてしまうことがある」（76％）といった肌への負担を気にする意見も見られた。

具体的には、「カミソリの使い方が良くないせいか、肌を傷つけたり荒れたりする」（27 歳・島根県）や「カミソリだけでは埋没毛が 処理できない」（29 歳・岡山県）など、肌の傷つきや荒れ、自己処理を繰り返すことによる「埋没毛」に悩まされる声のほか、「カミソ リでは処理漏れがありますが、かといって脱毛サロンは高いので行けません」（23歳・山形県）といった「サロンへの投資」を惜しむ声も。 脱毛サロンについては、84％が「通いたいが高額だと思う」と回答している。

調査結果から、コストや肌への負担を気にせずケアができることが望まれているとわかる。