サンタベリー由来レスベラトロールにアンチエイジング効果

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2017.06.6

編集部

株式会社わかさ生活(京都府京都市)は、ポリフェノールの一種で美容に役立つ成分「レスベラトロール(サンタベリー由来)」の機能性について研究を続け、このほど、北海道薬科大学との産学共同研究『ビタミンC合成不全マウスを用いたサンタベリーの炎症、皮膚コラーゲン減少に対する影響』を第17回 日本抗加齢医学会総会で発表した。

サンタベリーは北欧に自生する赤色の果実で、ポリフェノールの一種であるレスベラトロールを多く含んでいる。

共同研究は、わかさ生活と北海道薬科大学 若命 浩二(わかめ こうじ)准教授で行った。その結果、ビタミンC合成不全によるマウスの皮膚老化現象に対して、サンタベリーエキスの摂取により生体内での炎症が抑えられることと、皮膚コラーゲン(1型・17型)の減少を抑えることが明らかとなった。

炎症と肌の老化は密接に関係し、肌でおこる慢性炎症が肌荒れやシミ、シワなどを引き越す原因になることから慢性炎症を抑えることは肌の健康を保つために必要であると考えられている。

ビタミンC合成不全マウスは、ビタミンC不足により活性酸素の除去能力やコラーゲン合成能力が弱まり、生体機能が正常に機能しなくなる老化モデルマウスとして研究されている。

そこで、共同研究では、トランス-レスベラトロールを豊富に含むサンタベリーをこのマウスに投与することにより、特に皮膚の老化に着目した。

ビタミンC合成不全により引き起こされる生体内の炎症に対してサンタベリーは抑制に働き、皮膚中のコラーゲン(1型・17型)の減少も抑えることが示唆された。このことからサンタベリーを摂取することによるアンチエイジング効果が期待される。

参考リンク
わかさ生活

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